「防災の生理用品って、どうしてこんなにかさばるんだろう…」と悩んだことはありませんか。
この記事では、防災時に生理用品がかさばる問題を解決するための圧縮方法や便利アイテムを紹介します。
この記事でわかること
- 防災用品で生理用品がかさばる時は圧縮したり、個包装をばらすのがおすすめ
- 布ナプキンや月経カップ、尿漏れシートとの併用もアリ
- 災害時の生理用品のストックは5日~7日分あると安心
具体的にどんな商品が便利か、詳しく解説しますね。
非常時でも安心できるように、今のうちからしっかり備えていきましょう。
防災の生理用品がかさばる!圧縮する方法は?
防災リュックを準備するときに必ず入れておきたいのが生理用品です。
ただし、生理用品は意外と場所をとってしまい、「リュックがパンパンになって入らない…」と悩む方も多いんですよね。
そんなときに役立つのが、圧縮して収納する方法です。
実際に工夫するだけで、かなりの省スペースが可能になります。
ジップロックで空気を抜く

まず一番手軽でコスパのいい方法が、ジップロックを使うやり方です。
ナプキンを数枚まとめて入れたら、できるだけ空気を抜いて口を閉じます。
それだけで厚みが半分近くになるので、かなり収納しやすくなりますよ。
特に100円ショップで売っているフリーザーバッグは厚みがあり、繰り返し使えるのでおすすめです。
使うときも取り出しやすく、衛生的に保管できます。
圧縮袋を使ってまとめる

衣類用の圧縮袋を利用する方法もあります。
市販の小さいサイズの圧縮袋を使えば、ナプキンを1週間分ほど入れてギュッと空気を抜くことができます。
ただし、あまりギリギリまで圧縮すると開けたときに形が崩れてしまうことがあるので、ほどほどにしておくのがポイントです。
個包装から出して小分けにする
生理用品は個包装されていて衛生的ですが、その分かさばります。
あらかじめ必要な分だけ個包装から出してまとめ、ラップや清潔な袋で小分けにすると厚みがぐっと減ります。
この方法は「防災バッグには持ち運び用」「家の備蓄は箱のまま」と分けておくと便利です。
布ナプキンを組み合わせる

防災用の備蓄では「使い捨てが便利」だと思われがちですが、布ナプキンも意外と役立ちます。
洗う手間はかかるものの、繰り返し使えるため、使い捨てとの併用で持ち運ぶ量を減らすことができます。
特に長期避難の可能性がある方には安心感がありますね。
防災の生理用品を圧縮するのに便利なアイテム4選
生理用品を防災バッグに入れるとき、「どうやってコンパクトにまとめるか」が大きなポイントになります。
工夫次第でリュックの容量を節約でき、他の大事な防災グッズも入れやすくなるんですよね。
ここでは実際に使える便利なアイテムを紹介します。
ジップロックやフリーザーバッグ

一番手軽で誰でも用意できるのがジップロックやフリーザーバッグです。
密閉性が高いので、ナプキンをまとめて入れてしっかり空気を抜くだけで厚みが減ります。
使う分ごとに小分けにできるので、避難所などでも管理しやすいのもメリットですね。
また、中が透けて見えるので「どのサイズを入れたか」がすぐに分かるのも安心です。
旅行用の圧縮袋

旅行グッズ売り場でよく見かける衣類用の圧縮袋も、実は生理用品の収納にぴったりです。
LサイズやMサイズだと大きすぎるので、小さいものを選んでください。
ナプキンを数日分まとめて入れ、体重をかけて押しつぶすだけでかなり省スペースになります。
ただし圧縮しすぎると取り出したときに形が崩れることがあるので、軽く潰すくらいがベストです。
\ どんなものも小さくまとまるのが便利 /

真空パック機

家庭に真空パック機があるなら、それを活用するのもアリです。
個包装のままパックすれば、衛生的に長期間保存できますし、防水性も高くなります。
水害などを想定すると、この「防水性」というのが大きな安心材料になりますよね。
ただし、使うときはハサミが必要になる点は注意が必要です。
\ 普段の生活にも使える! /

小分けできるポーチ

100円ショップや無印良品などで売られている小分け用のポーチも便利です。
ナプキンを数枚ずつに分けて入れておけば、避難時にも持ち歩きやすくなります。
圧縮効果はそこまで大きくありませんが、「清潔に保つ」「使う分だけ取り出しやすい」という点で役立ちます。
防災の生理用品がかさばる時、併用すると良いアイテム4選
生理用品を圧縮しても「もっと省スペースにしたい」「長期避難に備えて安心しておきたい」と感じる方も多いですよね。
そんなときは、生理用品と併用できるアイテムを取り入れるのがおすすめです。
ここでは、防災リュックの容量を節約しつつ、安心感を高めてくれる便利グッズを紹介します。
月経カップ

シリコン製の月経カップは、繰り返し使えるため、防災用品としてとても優秀です。
軽くて小さいのでスペースをほとんど取らず、水で洗えば何度も使えます。
避難所などでは慣れない環境で使いにくい場合もありますが、「最終手段」として1つ入れておくだけで心の余裕が生まれます。
特に長期避難の可能性を考えている方には強い味方になりますね。
\ 繰り返し使えるので災害時には助かる /

布ナプキン

使い捨てと組み合わせて備えておくと安心なのが布ナプキンです。
折りたたんで持ち運べばかさばらず、洗って繰り返し使えるので、使い捨てを減らすことができます。
避難生活では水や洗剤が限られるため、全てを布ナプキンに頼るのは大変ですが、「万一の補助」として持っておくと便利です。
\ ナプキンがなくなった時のためにあると安心 /

尿漏れパッド
実は尿漏れパッドも代用アイテムとして使えます。
吸収力が高く、サイズもコンパクトなため、非常用の備蓄に加えておくと安心です。
生理用ナプキンと比べて長時間使えるので、避難所で頻繁に交換できない状況でも役立ちます。
\ 吸水力があるので多い時に助かる /
おりものシート

軽い日や経血量が少ないときにはおりものシートが便利です。
とても薄いので、たくさんストックしてもかさばりません。
ナプキンの使用量を減らすための補助として活用すれば、防災バッグの容量を節約できますよ。
防災の生理用品がかさばる!何日分備蓄するのがいい?
では、実際に何日分を備蓄すべきなのか。
これはライフスタイルや体質によって変わりますが、目安としては
最低でも5日分、多めに備えるなら7日分
を用意しておくと安心です。
避難所に支援物資が届くまで数日かかることを考えると、1週間を乗り切れる備蓄が理想ですね。
さらに、自宅の備蓄用と持ち出し用の2種類に分けて準備しておくとより安心です。
リュックには圧縮して持ち歩きやすい分を入れ、家には箱のまま数か月分を備蓄しておけば、短期・長期どちらにも対応できます。
まとめ文
この記事では、災害時に備えて防災用品に生理用ナプキンがかさばるので困るというお悩みを解決する情報をご紹介しました。
この記事でわかること
- 防災用品で生理用品がかさばる時は圧縮したり、個包装をばらすのがおすすめ
- 布ナプキンや月経カップ、尿漏れシートとの併用もアリ
- 災害時の生理用品のストックは5日~7日分あると安心
今のうちから自分に合った方法で備蓄を整えて、非常時にも安心できる準備をしておきましょう。