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暮らしのお悩み

災害時のストーブの選び方とおすすめ商品まとめ!電源不要で停電でも安心!

2025年8月29日

冬の寒さの中、突然の地震や停電が起きたとき、どうやって暖を取ったらいいのでしょう?

  • エアコンやファンヒーターが使えない
  • たき火は危険だし、どうすればいい?

そこで、この記事では災害時に使えるストーブについてご紹介します。

知り合いの防災士さんにいろいろ教えてもらいながらまとめました。

ぜひ参考にしてくださいね。

災害時にストーブが必要な理由とは?

災害時にストーブが必要な理由について考えてみましょう。

電気やガスが止まるとどうなる?

災害が起きたとき、まず心配なのが「ライフラインの停止」です。

特に地震や台風のあとには、電気・ガス・水道のすべてが止まることもあります。その中でも「電気」と「ガス」が使えなくなると、冷暖房や調理など、生活に欠かせないことが一気にできなくなってしまいます。

冬の寒い時期に暖房がないと、体温が下がり、体調を崩すだけでなく、命の危険すらあります。

特に高齢者や赤ちゃんは、寒さにとても弱いので注意が必要です。

災害が起きて避難生活を強いられる場合でも、ストーブがあれば寒さをしのぐことができます。

非常時こそ、暖かさは心の安心にもつながるのです。

冬の寒さが命を奪うこともある

私たちの体温は、約36~37℃で保たれていますが、寒さに長時間さらされると、体温が下がって「低体温症」という状態になります。

低体温症になると、ふるえ、意識障害、最悪の場合は死に至ることもあります。

日本の冬は地域によっては氷点下になることもあり、暖房がない状況はとても危険です。

実際に、2011年の東日本大震災では、寒さによる低体温で亡くなった方もいました。

このように、災害時には寒さが命を脅かす存在になるのです。

普段から「もしものときに、暖をとる方法はあるか?」を考えておくことが、防災にとってとても大切です。

暖をとる以外の活用法(調理・乾燥)

ストーブというと「暖をとる道具」というイメージが強いですが、実はそれだけではありません。

  • お湯を沸かす
  • 簡単な調理をする
  • 衣類を乾かす
  • 湿気を取り除く

こういった働きも期待できます。

このように、ストーブは「暖房」だけでなく「調理」「乾燥」といった多機能な使い方ができるので、非常時にはとても頼りになるアイテムです。

家族構成や住環境によって変わる選び方

ストーブを選ぶときは、「家族構成」や「住んでいる場所」によっても考えるポイントが変わります。

たとえば、子どもやお年寄りがいる家庭では、安全性が高いタイプや、倒れにくい設計のものがおすすめです。

また、マンションなど換気が難しい場所では、一酸化炭素が発生しにくいタイプを選ぶことが重要です。

さらに、雪国など寒さが厳しい地域では、暖房能力が高いストーブが必要になります。

逆に、暖かい地域であれば小型のストーブで十分な場合もあります。

このように、自分の家庭に合ったストーブを選ぶことが、災害時に安心して使えるポイントです。

災害時のストーブの種類と選び方のポイント

災害時、停電した時でも使えるストーブには、次の種類があります。

石油ストーブ
カセットガスストーブ
薪(まき)ストーブ


いずれも電源が不要のタイプです。

災害時におすすめ①石油ストーブ

最もよく使われているのが「石油ストーブ」です。

灯油を燃やして暖をとるもので、暖房能力が高く、電源がなくても使えるタイプも多いです。

災害時におすすめ②カセットガスストーブ

次に「カセットガスストーブ」です。

家庭用のカセットボンベを使うので、扱いやすく安全性も高いです。

ただし、寒冷地ではガスが気化しにくくなることもあります。

災害時におすすめ③薪(まき)ストーブ

「薪ストーブ」は薪を燃やして暖をとるスタイルです。

火力は強いですが、煙の処理や設置場所の制限があります。

火の扱いにも注意が必要です。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分の環境に合ったものを選ぶことが大切です。

災害時のストーブは長期保管のしやすさと安全性を考えて

ストーブは「普段使い」ではなく、「非常時用」に保管しておくことが多いものです。

だからこそ、長期間しまっておいても壊れにくい、保管がしやすいタイプを選ぶことが大切です。

たとえば、サビに強い素材でできているものや、燃料タンクが外せるタイプはメンテナンスがしやすくておすすめです。

また、安全装置がしっかり付いているかも重要なポイント。

転倒時自動消火機能や、酸素が減ったときに自動停止する機能などがあると、安心して保管・使用できます。

いざというときにちゃんと動くように、年に一度は試運転しておくのも良いですね。

防災士が選ぶ!災害時に本当に使えるストーブ5選

では、防災士の方と一緒に選んだ災害時におすすめのストーブをご紹介します。

トヨトミ「RS-H29N」石油ストーブ

(画像引用元:楽天市場

トヨトミの「RS-H29N」は、昔ながらのデザインとシンプルな使い勝手が特徴の石油ストーブです。

最大の魅力は、電源不要で使用できる点です。

電池で点火するので、停電時でもすぐに使うことができ、寒い中でも安心して暖を取れます。

暖房出力は2.87kWと、6~7畳程度の部屋をしっかり暖める力があります。

また、天板が熱くなる構造なので、お湯を沸かしたり、鍋料理を温めたりと、調理にも活用できます。

灯油のタンク容量は3.6リットルで、満タンで約17時間使用可能。非常時でも1日程度は安心して使える設計です。

日本製で耐久性も高く、安全装置(耐震自動消火装置)も完備されており、災害時の備えとして一台持っておきたいストーブです。

イワタニ「カセットガスストーブ デカ暖」

(画像引用元:楽天市場

イワタニの「カセットガスストーブ デカ暖」は、カセットボンベを燃料にする手軽さが魅力のストーブです。電池や電源が不要で、カセットボンベを差し込むだけで使えるので、女性や高齢者でも簡単に扱えます。暖房能力は約1.35kWと、広範囲は難しいものの、足元や小さな部屋を暖めるには十分。さらに、サイズがコンパクトで重さも約4kgと軽量なので、避難所や車中泊でも持ち運びやすいです。ボンベ1本で約2時間30分使えるので、複数本の備蓄をしておくと安心です。火力の強さを3段階で調整できるため、状況に応じて使いやすいのも魅力です。寒冷地ではガスの気化が遅れることもあるので、毛布などと併用して効果的に使いましょう。

アラジン「ブルーフレームヒーター」

(画像引用元:楽天市場

レトロでおしゃれなデザインが人気のアラジン「ブルーフレームヒーター」は、性能面でも非常時に頼りになる一台です。青い炎が特徴的で、燃焼状態が目に見えて安心。暖房出力は2.68kWで、6~8畳の部屋に最適です。最大の特徴は、遠赤外線で部屋をじんわり暖めてくれること。暖かさの質が柔らかく、体の芯から温まります。もちろん、電源不要で使えるため、停電時にも問題なく使えます。天板ではヤカンでお湯を沸かしたり、スープを温めたりも可能です。ただし、本体価格がやや高めで、サイズも大きめなので、収納スペースに余裕のある家庭向きです。デザイン性と機能性の両方を重視したい方におすすめの防災用ストーブです。

コロナ「SL-6623」大型石油ストーブ

(画像引用元:楽天市場

コロナの「SL-6623」は、広い空間をしっかり暖めたい人にぴったりの大型石油ストーブです。暖房出力は6.59kWと非常に高く、木造17畳、コンクリート23畳まで対応できるほどのパワーがあります。そのため、避難所や大人数の家庭、広めのリビングなどでも十分に活躍します。タンク容量は7リットルと大容量で、長時間の連続使用も可能。もちろん電源不要で点火も電池式、停電時でも安心です。天板では調理もでき、実際にお湯を沸かしたり、お餅を焼いたりして使っている家庭も多いです。ただし、本体のサイズと重さ(約11kg)は大きめなので、常設する家庭や車中泊などには向きません。非常時の主力ストーブとして強くおすすめできます。

キャプテンスタッグ「薪ストーブ KAMADO」

(画像引用元:楽天市場

アウトドアブランドとして有名なキャプテンスタッグの「薪ストーブ KAMADO」は、自然の中や屋外での使用を前提とした本格的な薪ストーブです。薪を燃やすだけなので燃料の確保がしやすく、ガスや灯油が手に入らない状況でも使えるのが大きな強みです。組み立て式で、使用しないときはコンパクトに収納可能。付属の煙突をつければ、テント内や屋外でも安全に使うことができます。また、ストーブの上で本格的な料理も楽しめるため、アウトドア好きな人にとっては一石二鳥のアイテムです。ただし、煙の処理や薪の管理が必要なため、使い方に慣れておく必要があります。屋外や庭付きの家、キャンプを兼ねた防災を考えている家庭に特におすすめです。

災害時のストーブの使い方と保管方法の注意点

燃料の保管と取り扱いに注意

ストーブを安全に使うためには、燃料の保管と取り扱いがとても大事です。まず、灯油やカセットガスなどの燃料は、直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。高温になると、ガスが膨張して爆発の危険がありますし、灯油も劣化しやすくなります。特に灯油は1年を超えると酸化してしまい、ストーブが故障する原因にもなります。使用期限や状態を定期的にチェックすることが大切です。また、火気の近くには絶対に置かないこと。保管場所には「火気厳禁」の表示をして、家族全員が取り扱い方法を知っておくと安心です。いざという時に安全に使えるよう、平時からの準備が重要です。

一酸化炭素中毒を防ぐために

ストーブを室内で使うときに一番怖いのが「一酸化炭素中毒」です。一酸化炭素は色もにおいもないガスで、気づかないうちに中毒になる危険があります。症状としては、頭痛・吐き気・意識障害などがあり、重症になると命に関わることもあります。これを防ぐためには、まず「換気」をしっかりすることが一番大切です。1時間に1~2回、窓を開けるなどして空気を入れ替えましょう。また、一酸化炭素警報機を設置するのもおすすめです。最近では安価なモデルも出ており、家庭に1台あると安心です。ストーブは便利ですが、正しい使い方をしないと危険なので、しっかりルールを守って使いましょう。

定期的なメンテナンスが寿命を延ばす

ストーブは「非常時にだけ使うもの」だとしても、定期的なメンテナンスは欠かせません。使わずに長期間放置しておくと、サビが出たり、燃焼部が詰まったりして、いざ使おうとしたときに使えないことも。たとえば、石油ストーブの場合は、灯油タンクを空にしておかないと灯油が劣化して内部に汚れがたまりやすくなります。また、ホコリやゴミが燃焼部分にたまると火力が落ちたり、異臭の原因になることもあります。最低でも年に1回は点火して動作確認を行い、必要に応じて分解清掃をしましょう。ガスストーブの場合も、ボンベの取り付け部やガス噴出口のチェックをしておくと安全です。大切に手入れすることで、長く使える信頼の防災アイテムになります。

使用前にしておくべき安全確認

災害時に慌ててストーブを使おうとしても、思わぬ事故が起きることがあります。そのため、使用前にはいくつかの安全確認を行いましょう。まず、設置する場所が安定していて、可燃物(紙・布・木製品など)から十分に距離を取っているか確認します。次に、燃料の残量や状態(灯油なら劣化していないか)をチェックしましょう。また、換気ができる環境かも大切です。密閉された空間での使用はNGです。そして、万が一のために消火器や防炎シートなども近くに用意しておくと安心です。使う前の「ひと手間」で、事故を防ぐことができます。普段からチェックリストを作っておくと、いざというときに役立ちます。

子どもやペットがいる家庭での工夫

ストーブは暖かくて便利な一方で、子どもやペットにとっては「危険なもの」でもあります。触ってやけどをしたり、倒して火事につながったりするリスクもあるので、注意が必要です。まず、安全柵やガードを使って、子どもやペットが直接触れられないようにしましょう。最近では、取り付け簡単なストーブガードも多く販売されています。また、ストーブの周りにはなるべく物を置かず、広いスペースを確保するのもポイントです。そして、子どもには「ストーブは危ないから近づかないこと」と日頃から伝えておくことも大切です。ペットを飼っている場合は、ストーブに近づかないようリードやゲージで対応しましょう。家族全員で安全に使える環境づくりが必要です。

もしもの時のために準備しておきたい防災グッズと一緒に揃えよう

ストーブと一緒にあると便利なグッズ

ストーブを備えるときは、関連グッズも一緒に用意しておくと安心です。まず、「ヤカン」や「鍋」があれば、ストーブの天板でお湯を沸かしたり、簡単な煮物を作ったりすることができます。次に、「断熱シート」は床の冷えを防ぎ、暖房効率を高めるアイテムです。また、「温度計」があると、室温を確認しながら安全に使うことができます。さらに、火の取り扱いに備えて「消火器」や「防炎ブランケット」も忘れずに。防災用として「一酸化炭素警報器」や「ヘッドライト」もあると夜間の移動や安全確保に役立ちます。これらのアイテムは、ストーブと一緒に保管しておくことで、災害時にもすぐに対応できます。

燃料の備蓄目安と保管方法

燃料がなければストーブは使えません。だからこそ、日頃からの備蓄が重要です。石油ストーブの場合、冬の災害で約1週間使用するには18?20リットルの灯油が目安とされています。カセットガスなら1日2本×7日で14本程度。薪ストーブの場合は、湿気に強い乾燥した薪を30~50本ほど備蓄しておくと安心です。ただし、燃料は火災の原因にもなりやすいので、保管場所には十分注意しましょう。灯油は専用のポリタンクに入れて、日陰で風通しの良い場所へ。カセットボンベも高温多湿を避けて保管してください。備蓄だけでなく、「どこに」「どれだけ」保管しているかを家族で共有しておくことも防災対策のひとつです。

防寒グッズと併用することで省燃費に

ストーブだけで暖をとろうとすると、どうしても燃料をたくさん使ってしまいます。そんなときに役立つのが「防寒グッズ」です。たとえば、断熱アルミシートや毛布、寝袋などを活用することで、体温を保ちやすくなり、ストーブの使用を最低限に抑えることができます。また、厚手の靴下・手袋・ネックウォーマーなどの小物も冷え対策に有効です。ストーブの熱を効率よく使うために、カーテンで窓の冷気を遮ったり、ドアの隙間にテープを貼って冷気の侵入を防ぐのも効果的です。こうしたグッズをストーブとセットで準備しておくことで、省エネ・省燃料にもつながり、長く安心して使えます。

ストーブ使用時にあると安心なアイテム

ストーブは便利ですが、万が一のときに備える「安全グッズ」も忘れてはいけません。まず、一酸化炭素警報器。室内での使用時には必須アイテムです。次に、火災に備えて小型の消火器や消火スプレーも準備しておきましょう。毛布や布団が燃えてしまったときには、防炎ブランケットが役立ちます。また、燃料が漏れたときのために、油吸収シートや新聞紙もあると便利です。停電時のために懐中電灯やランタンもセットで保管しておくと、夜間でもストーブを安全に扱えます。これらのアイテムは100均やホームセンターでも手に入るものが多いので、ぜひチェックして備えておきましょう。

家族全員で避難・寒さ対策を考えよう

防災はひとりだけのものではありません。家族全員が「どこに何があるか」「どうやって使うのか」を知っておくことが、非常時の混乱を防ぎます。たとえば、ストーブの使い方や燃料の場所、一酸化炭素中毒の危険性などは、子どもにも分かりやすく教えておくことが大切です。また、避難所に持っていける小型の暖房器具や防寒グッズを、家族ごとにまとめておくのもおすすめです。家族構成に応じた寒さ対策(赤ちゃん用寝袋、ペット用の防寒マットなど)も準備しておきましょう。「うちは大丈夫」と思わずに、事前にしっかりと話し合って備えることで、災害時の安心感がまったく違います。

まとめ

災害時に暖をとる手段として、ストーブは欠かせない存在です。電気やガスが止まっても使える「電源不要のストーブ」は、冬の寒さから命を守ってくれます。石油ストーブ、カセットガスストーブ、薪ストーブなど、それぞれに特徴があるので、自分の家庭に合ったタイプを選びましょう。また、ストーブと一緒に必要な防寒グッズや安全アイテムも忘れずに準備しておくことで、より安全で快適な環境を作ることができます。防災は、ただ備えるだけでなく、家族全員で共有・確認することが大切です。いざという時に慌てず、安心して過ごせるよう、今から準備を始めましょう。

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